毎年多くの人が参拝に訪れる「秩父三大神社」のひとつ、「三峯神社」。
その三峯神社で秩父のソウルフードであるわらじかつ丼が食べられることはご存じでしょうか?
三峯神社への通り道にある「三峯山 大島屋」はわらじかつだけではく、そばの名店としても知られている秩父でも人気の食事処です。
そこで今回は大島屋に行ってわらじかつ丼をいただいてまいりました!
実際に「三峯山 大島屋」で注文したメニューのレビューをさせていただきました!合わせて大島屋の駐車場や営業時間についてもご紹介いたします。
大島屋の駐車場に到着!・・・といっても三峯神社のですが。
三峯神社に参拝すると決めた時から大島屋に寄ると決めていました。
長い山道を車で上り、たどり着いた目的地。
まだ10時前ということもあって車の数はまばらでした。
ちなみに三峯神社の駐車場は有料。普通自動車は520円でした。
「この時点で『ほっともっと』だったらのり弁が食べられるな・・・」と思ったのは秘密です。
余談ですが、こちらの駐車券をもって「道の駅 大滝温泉 遊湯館」に行くと入館料が100円引きになります。ぜひお立ち寄りください。
駐車場から少し上ってすぐに大島屋を発見!
三峯駐車場から階段と坂を少し上った先に大島屋はありました。
この時点でまだ10時30分でしたがすでに店内販売が始まっていました。
秩父のソウルフード「みそポテト」も販売中。
他にも「三峯チュロス」、「もつ煮込み」なども食べられます。
お目当てのわらじかつの看板を発見!
隣にはこちらのもう一つの名物「くるみ汁ざるそば」の紹介が。残念ながら胃袋が持たない(?)のでこちらは断念。次回参拝時の楽しみに取っておきます。
三峯神社を参拝後、ふたたび大島屋へ。満を持して(?)入店!
その後も坂道を登り続けて三峯神社に到着。
一通り歩き回り、参拝も済ませてまいりました。
その後、来た道を引き返して戻ってきたのは大島屋。
さっきは気づきませんでしたが、みそおでんも販売していました。
撮影時はスタッフさんがお留守。ひょっとしたら店内の作業と兼務していたのかもしれません。
店の前ではお菓子も売られていました。
ごんぼせんべいは昔一度食べたことがありました。確かにごぼうの味がしてちょっと癖のある味でしたがなかなか美味しかったと記憶しています。
この時点で11時30分ちょっと前だったので、注文を待っている間に12時近くになると思い、入店。
入店するとすぐにレジがあり、スタッフのおばちゃんに注文を確認されました。
私はわらじかつ丼を食べると決めていたので特に支障はありませんでしたが、入店してから食べるものを考える人は戸惑うかもしれません。
注文したわらじかつ丼は1000円ちょうど。こちらの値段は税込なのかおばちゃんに一応聞いてみると、
そういうの(税金など)は一切無いの。でもおばちゃんへのチップならいくらでも受け付けてるわよ。オホホホホ!
なんとも気さくに対応してくださいました。実にノリがいいですね。つられて私も笑ってしまいました。もちろんチップはあげてません(笑)
清算すると食券(の片方?)を渡されます。
もしかしたら券売機がどこかにあったのかも・・・。気が付かなかったですが、もしそうなら失礼いたしました。まあ、あのノリなら大丈夫か(笑)
店の奥に進んでみると、テーブル席、座席の両方があり。
やはり12時前なのでまだガラガラでした。それと休日とはいえ、緊急事態宣言の期間中だったのでそれも影響していたかもしれませんね。
さらに奥にはテラス席がありました。
せっかくの機会なので今回はこちらのテラス席で食事してみることにしました。
実際に座ってみると、三峯駐車場と山麓が一望できます。
もう一枚。
当日はあいにく曇り。ですがこれはこれで味のある風景だなと思いました。
席の近くにお茶のセルフサービスが。
私が座ったテラス席の周りにはお茶しかありませんでしたが、室内にはちゃんとお水のセルフサービスがありましたのでご安心を。
待つことわずか5分。待望のわらじかつ丼が到着!
お茶を飲みながらスマホでマンガを読んでいたら、すぐにわらじかつ丼を持ってきてくれました。
わらじかつは2枚。漬物(おそらく秩父名物のしゃくしな漬け)とみそ汁のセット。
まだ12時前ですが、食欲が否が応でも高まります。そして実食!
わらじかつは甘だれがよく染みていて非常にジューシーでありながらカツはサクサクでとても美味しいです!
その上、甘だれは下のご飯にも染みているのでそれがまたたまりません。
カツの合間に食べる漬物がまた絶妙で、口の中の甘さと肉の食感をリセットしてくれるので、わらじかつを飽きることなく堪能することができます。
あまりにご飯がすすみすぎて2枚目のわらじかつを残して食べきってしまいました(笑)
その後わらじかつだけを食べるという贅沢(?)を堪能しつつ、ついに完食!
非常に満足な時間を過ごすことができました。とっても美味しかったです!
ちなみにテラス席には野鳥向けのエサとしてヒマワリの種が設置されていて、食事をしている間にも野鳥がエサを食べに来ていました。
大島屋で食事をするならテラス席がオススメです!(冬はちょっと寒いかもです)
大島屋ではお土産も販売しています!
食事後は店内をしばし見学。お土産コーナーには色々な商品が販売されていました。
こちらは三峯山のキーホルダー各種。
さらにわらじかつ丼にもついてきたしゃくしな漬け等のおかず品の数々。
特にこんにゃくは種類も豊富にありました。
その他、おまんじゅうや羊羹などの定番お菓子もいっぱい。
ハチミツも美味しそう。いいお値段ですが。
手提げ袋などの手芸品から、
焼き物や、木製カップなどの工芸品もたくさん。
フクロウ「北辰の梟(ふくろう)」が秩父神社で有名ですね。(三峯神社関係ないけど)
店先ではお面とか刀(?)とか売ってました。
ちなみに秩父でお土産を買うなら西武秩父駅からも近くて商品の種類も豊富な「道の駅ちちぶ」がおすすめです。
最後は焼きシイタケで締め!
わらじかつ丼を食べ終わった時点で結構お腹いっぱいだったのですが、大島屋を出た時点で漂ってきたのが香ばしい醤油の匂い。
ふと見ると焼きシイタケの店頭販売が。
実は焼きシイタケ大好物なんです。醤油の匂いには勝てず、ついつい注文してしまいました。
「3分ほどお待ちいただきます」と言われ、店の横で待つこと3分。
実にいい匂いを漂わせて焼きシイタケが手元に届きました。
ちなみに裏からみるとこんな感じ。
シイタケの傘の部分の間に軸の部分が挟まれています。
どちらも醤油がしっかり効いている上に歯ごたえもバッチリ!
味わって食べるつもりでしたがあまりに美味しくてあっという間に食べ終わってしまいました。
もっとゆっくり食べればよかった(笑)
秩父の名店「大島屋」わらじかつ感想まとめ
サックサクで濃厚な甘だれが効いた大島屋のわらじかつ丼は名店の名に恥じることのない非常な美味でありました。
いや、ホントにご飯が進むのでわらじかつ余りますよ!(力説)
また、ここのスタッフさんは皆さん親切な上に愛嬌もあって非常に楽しい気分にさせていただきました。
今回いただいた焼きシイタケや、みそポテトもあるのでおやつを楽しむという目的でも大島屋はご利用いただけると思います。
ただ惜しむらくは駐車場が有料なことですね。
こちらを訪れる方は基本的に三峯神社への参拝が目的だと思いますが、大島屋への食事が主目的で行くとなると駐車料金が追加がかかってしまいます。
三峯神社参拝時の楽しみと割り切ってしまうのがいいかもしれませんね。
皆さんも三峯神社参拝の折は「三峯山 大島屋」のわらじかつ丼をぜひご賞味ください!
「三峯山 大島屋」の住所/営業時間/駐車場
三峯山 大島屋 | |
住所 | 埼玉県秩父市三峰297-2 |
地図 | Google map |
電話番号 | 0494-55-0039 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
駐車場 | 有料(三峯神社参拝用と兼務) | 定休日 | 不定休 |
ホームページ | 三峯山 大島屋 |
※記事内の情報は2021年3月19日時点のものです。
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